<   2015年 09月 ( 1 )   > この月の画像一覧

親からの自立?

子どもを持つと、自分がどんな風に育てられたのかを思い出さざるを得ない。

もちろん可愛がってもらったことも思い出すが、
認めてくれない、頭ごなしに決めつける、信じて任せてくれない、感情的に叱る…などなど、
嫌なことの方がたくさん思い出されるものだ。

これは、心の「絶対的作用の法則」の成せるワザ。

絶対的作用の法則とは、
ポジティブな感情になった出来事とネガティブな感情になった出来事がほぼ同時にあった時、
人は、ネガティブな感情を優先して記憶するという作用。

ネガティブな感情を優先することで、危機管理に役立てるということのようだ。

私もさんざん、親のせいにして来た。

特に、この仕事をして、親の影響の大きさをを感じれば感じるほど、
親というものをより意識するようになったかもしれない。

そこへ持って来て、親が年老いると、より一層頑固になり、思い込みが激しくなるから、
かかわるのが嫌になってくる。

でも、いつまでも親のせいにしていたのでは自分が成長できないではないか。
いつになったら、親の呪縛から離れられるんだ。

これまでも、親とのことを癒すためにどれだけの時間とお金を遣って来たか。

もちろん、以前の自分に比べたら、8割くらいは楽になったと思う。
これは大きなことだった。
だから、費用対効果は満足しているんだが、あとの2割がなかなかしつこいんだな。

……と思っていたら、大波乱。大喧嘩。

高ぶった感情の中で、今まで言いたくても言えなかったことば。
それが口を突いて出た。

「私は今まで、生きるのが苦しかった!」と。

「苦しかった」と言えた。やっと言えた。

それで、親の反応は…。

お決まりの被害者意識&逆上。

でも、なんだろう。なぜかスッキリしているぞ。あれ?
今までなら、ここからもう一波乱あるパターンだよね。

それが今回は、
よくわからないけれど、
私は自分の感情に素直になって、
自分の感情を肯定して、信じることができて、
別に親がどんな態度を示そうと、そんなことは関係なくいられた。

「もういい」と思えた。
すねた「もういい」ではない。

「あなたは子どもにそうかかわるのね。それはあなたが選択した生き方。
そして、私はあなたと同じ選択はしないし、それを自分に許したよ」
そんな心境。

私は親を求め、自分の幸せを願うと同じように親の幸せも願ったが、
親を喜ばせようとすればするほど、批判的な気持ちも増幅した。

いい子を演じるから、悪い子が顔を出す。

今までの私は、この二元法の世界にはまっていた。

大波乱のおかげで目が覚めた!

トラウマなどないんだ!

今までと違う選択を自分に許すだけでよかったんだ。

違う選択をすることが怖くて、親のせいにしていたんだ。

「せいにする」というのは、主導権を相手に与えることだよね。
だから、自ら振り回されて来たんだね。

今、主導権は私が握っている。

私は、自分の人生を自分で決めていくし、
決めるための原動力になってくれる感情と仲良くなれたから、
怖くても、さびしくても大丈夫だ。

自立の時。

こんな心境になれたのは、共に感じてくれたクライアントさんのお陰だと思う。
この仕事を続けてきたおかげで、逃げずに来られたから。
[PR]
by tarakosun | 2015-09-30 16:47

催眠療法で人生を癒す、ヒプノセラピストのココロの旅日記