母性本能

女性には、生まれながらに「母性」が備わっているから、
子どもを育てる能力が本能的にあり、
子どものためならいかなる自己犠牲もいとわない

…そんな思い込みを「母性神話」と言います。

しかし、この「母性神話」は、太古からあったわけではなく、
富国強兵のために、作り上げられたものです。

人は、本能を一部失った生き物なんです。
もし本能があったら、アリがエサを運んで一生を終えるように、
人間だって、食べて、産んで、死んでいくだけです。

でも、本能だけではないからこそ、
自由を手に入れ、人生の創造ができるのです。

「母性」とは、
子育ての中で、報われたり、満たされたりする体験によって育まれていくものだから、
「母性」に頼って、女性にだけ子育ての負担や責任を負わせるのは、
逆に、母性の開花を妨げることになってしまいます。

同じように、男性も、しっかり我が子に向き合うと、「母性」が育ちます。

「父性」は社会の厳しさや規律をあらわす作用で、
「母性」は、ありのままを認め、受け入れる作用ですから、
母親にも父親にも、「父性」と「母性」の両方があり、
全体としてバランスがとれれば理想です。

子育てしない父親ほど、「我が子は自分の分身」ととらえる度合いが高い、
という調査があります。

つまり、子どもに触れ合わない父親は、
子どもの自由な人生選択ではなく、
親の思うような人生選択に仕向ける傾向があるということです。

これは、「父性」に偏った状態と言えますね。
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by tarakosun | 2008-06-10 21:32

催眠療法で人生を癒す、ヒプノセラピストのココロの旅日記