子どもの権利

今は、女性問題にかかわっているけれど、
並行して子どもへの暴力防止にもかかわってきました。

学校などで実施する、CAP(子どもへの暴力防止教育プログラム)のスペシャリスト
の資格を取って、10年ほど経ちます。
今は、仕事とヒプノに絞っているので、活動を休止していますが…。

このCAPと出会ったお陰で、私の子ども観はとても変わりました。
子ども観だけではなく人間観、世界観も変わったと思います。

10年前、下の子は5歳。
まだまだイライラさせられていましたが、
まず子どもを叱らなくなりました。
そして、子どもの話をよく聴くようになりました。
それと、子どもに自己選択の権利を委ねました。

子育ての世界を見ると、
相変わらず、学力・学歴偏重で、
みんな同じレールの上に乗って、落ちないようにしがみつきながら、
それもすごいスピードで走っている…そんな状況。

90点取っても、「どうしてここ間違ったの?もう少しで100点だったのに」
といわれる世界です。

子どもを叱咤激励し、
コミュニケーションではなく、「~やったの?」という事務連絡。
子どもの人生を親が決めている感じです。

セラピーの中で感じるのは、
感情エネルギーは、時間が経っても無くなりはしないということです。

人生で大事なのは、
結果ではなく、「感情」と「体験」だから、
感じることを許され、表現を許され、どんな感情も認めてもらえること。
そして、その時しか味わえないことを体験できることを保証してあげなければ
自分を生きた気にはならないでしょう。

「今、苦労しておけば後で楽になる」という観念で、
今楽しむ事を許されない子どもは、いつ楽しめるのでしょうか。

子どもには、今年の夏休みには、今年の夏休みにしかできないことがあるし、
今年の友達と体験したいことがあるのです。



共感してもらって、その時その時、感じきっていけたら持ち越さないのですけどね。

そのためには、子どもの「感情」を、聴いてあげることしかないのです。
それも、否定しないで。

だって、感じたことを感じるなと言ったり、
そんな風に感じるのはおかしいと言われても、
感情エネルギーはもう存在しているのですから。

それも、その感情エネルギーのもとは、「命」ですから、
否定されても困るのです。

なかったことにはできないのです。

CAPで学んだことが、ヒプノにもつながっていました。
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by tarakosun | 2008-05-17 16:26

催眠療法で人生を癒す、ヒプノセラピストのココロの旅日記