転ばぬ先の杖

親は、子どもに自分と同じような苦労はさせたくないと思うものです。

でも、それが行きすぎると、
子どもから、自己決定の機会や体験の機会を奪うことになりかねません。

我が子が恥をかいたり、失敗したりするのを見てつらくなるのは、
我が子に自分を投影しているからです。

子どもを見ているというよりは、
自分(インナーチャイルド)を見ているのです。

でも、思い出してください。

あなたが欲しかったのは、転ばぬ先の杖でしたか?

転んだとき、「痛かったね」「つらかったね」と言ってくれて、
起き上がったとき、「自分で起き上がったんだね」「よくやったね」「ちゃんと見ていたよ」
と言ってくれる親の言葉ではなかったでしょうか。

間違っても「いいんだよ」。
失敗しても「いいんだよ」。
泣いても「いいんだよ」。
つらくなっても「いいんだよ」。

いつも、「いいんだよ」と言ってくれる人がひとりいたら、
その人は苦難に負けない人生を歩めると思います。

「こうするとこうなるよ」という人生の取扱説明書を見せるより、
まず、やらせてみること。そして責めないこと。

この肯定の関係が、本当の「転ばぬ先の杖」になるのではないでしょうか。
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by tarakosun | 2008-05-06 21:39

催眠療法で人生を癒す、ヒプノセラピストのココロの旅日記