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新生児退行

土日とスクールに行ってきた。

今回は、ユング心理学の勉強だったので、とてもおもしろく
充実した2日間だった。

最後の実習の時間は、ようやく自分にクライアント役が回ってきて、
とても印象深い退行催眠を体験をすることができた。

なんと新生児に退行したのだ。
生まれて間もない自分。

生まれてきたことをとても喜んでいて、
自分の可能性を体全体で感じ、
期待と躍動感いっぱいの状態。

生まれたばかりの赤ちゃんでも、状況はよく分かっていることが
驚きだった。

そして、自分には目的があって生まれてきたこともよく知っている。

私の場合は、「みんなと仲良くすること」だそうだ。

催眠状態では、難しい言葉が使えないというか、
表現が平易になるから、「みんなと仲良くすること」という言い方なのだろう。

そして、「このことは、簡単にはできないのをよくわかっていますが、
今までの人生(過去生)で、つらいことをたくさん経験してきたからできるはずだと
思っています…誰かに言われたような感じもします」と言った。

新生児の時の自分が、
今の自分からは考えられないくらい
前向きで、生まれたことに強烈な喜びを感じていたことを知り、
何だか意外…。
でも、とてもすがすがしい気持ちにもなった。

一夜明けて、このセッション体験をかみしめると、
心の奥の方から何か大きなエネルギーが湧き上がってくるような
感覚が起きてくる。

人に学ぶことも有意義だが、
自分に、それも幼い自分に学ぶのも、気持ちいいものだ。
by tarakosun | 2008-01-28 21:15
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