土日とスクールに行ってきた。
今回は、ユング心理学の勉強だったので、とてもおもしろく
充実した2日間だった。
最後の実習の時間は、ようやく自分にクライアント役が回ってきて、
とても印象深い退行催眠を体験をすることができた。
なんと新生児に退行したのだ。
生まれて間もない自分。
生まれてきたことをとても喜んでいて、
自分の可能性を体全体で感じ、
期待と躍動感いっぱいの状態。
生まれたばかりの赤ちゃんでも、状況はよく分かっていることが
驚きだった。
そして、自分には目的があって生まれてきたこともよく知っている。
私の場合は、「みんなと仲良くすること」だそうだ。
催眠状態では、難しい言葉が使えないというか、
表現が平易になるから、「みんなと仲良くすること」という言い方なのだろう。
そして、「このことは、簡単にはできないのをよくわかっていますが、
今までの人生(過去生)で、つらいことをたくさん経験してきたからできるはずだと
思っています…誰かに言われたような感じもします」と言った。
新生児の時の自分が、
今の自分からは考えられないくらい
前向きで、生まれたことに強烈な喜びを感じていたことを知り、
何だか意外…。
でも、とてもすがすがしい気持ちにもなった。
一夜明けて、このセッション体験をかみしめると、
心の奥の方から何か大きなエネルギーが湧き上がってくるような
感覚が起きてくる。
人に学ぶことも有意義だが、
自分に、それも幼い自分に学ぶのも、気持ちいいものだ。