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2008

年末から夫の実家、長野県に行き、きょう帰ってきた。

義父は13年前に配偶者を亡くし、ひとり暮らし。
80歳を過ぎたけれど、理髪店を営みながら、元気に過ごしている。

早くに父を亡くし、落盤事故で母を亡くし、養父母に育てられたそうだ。
でも良識ある大人に育ててもらったことと、
本人の温厚な性格が功を奏して、
心身共に健康な人生を送ってきた。

私はこの義父をとても尊敬していて、
子どもたちも相当慕っている。

着いたときと帰るときは必ず、全員がこのおじいちゃんとハグ。
もちろん私も。

元日のあいさつ会(おじいちゃんの話を聞き、お年玉をもらう会)では、
孫、一人ひとりにどんな一年にしたいか聞き、
励ましのことばをくれる。

今年のおじいちゃんからのことばは、
「目に見えないものを感じて、大切にしよう」ということだった。

それから「目配り・気配り・お手配り」。

子どもたちだけでなく、私も肝に銘じなければならないことばかり。

おじいちゃんは、敬虔なクリスチャンだから、
習慣的に神様と対話しながら、生活しているようだ。

それに、何だかここ数年は、どんどん若くなっているように見える。

雰囲気的には、聖路加病院の日野原さん…かな。

目に見えないことを大切にしようと言うくらいだから、
おじいちゃんがハグするのは、オーラの交流なのかもしれない。


エネルギーレベルが下がって、体調をこわしてしまった娘のことを、
霊能のあるヒプノのクラスメイトに、何とはなしに話したら、
ケータイデータの写真を霊視して、
「正座すると福助みたいな、ふくよかな人が「孫が、孫が」と言っている」
と言う。

まぎれもなく、夫の母だ。

…そんなこともあったので、
今回の帰省は、
お義母さんの大好物のかにを持って、お義母さんを偲び、
目には見えないお義母さんの愛を感じに、
そして感謝を伝えるために…という目的もあってのことだった。

お義母さんの形見の、壊れた時計も、
部品はもう無いが、時計屋さんが独自に直してくれるということで、
近々、娘の手に渡ることになっている。

足らないところがたくさんあったにもかかわらず、
血縁の関係以上に、大切にし、
いつも応援してくれる義父母の温かさをあらためて感じ、
この方たちと縁があって、本当によかったと思った。


2008年、今まで私の身の回りで起きた、数々の「破壊」が、
「統合」に向けて静かに動き出したように感じた。
by tarakosun | 2008-01-02 23:04
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