感情に意識が向いていない時ほど、
感情に振り回される。
感情を我慢している時ほど、
感情に振り回される。
感情的な時、キレやすい時、
道理の通らないことを言いたくなる時、
理屈っぽい時、
状況をこと細かに説明し過ぎる時、
方法論ばかりが空回りしている時などは、
感情に意識に向けられていない時かもしれない。
日本人は、
感情を表現することや自己主張をすることに
積極的ではない国民性があるから、
感情に重きを置いていない。
「あなたがどんな気持ちかなんて重要じゃない!」
なんてセリフ、ドラマによく出て来る。
でも、抑圧すればするほど、
それはモンスター化する。
最初は無垢な悲しさや寂しさだったものが、
時間の経過と共に、恨みや憎しみに変わってしまう。
こじれる。
自分の内面がこじれると、
外側の人間関係もこじれる現実が起きる。
感情に気づくことは、無垢な自分の思いに出会うこと。
純粋なエネルギーを取り戻すこと。
純粋なエネルギーは真っ直ぐに進み、
望む未来へと連れて行ってくれる。
状況を好転させるには、
自分の本当の気持ちや思いに辿り着くのが近道なんだけど、
何が本当かすら識別できないほど麻痺した私たちには
そう簡単ではない。
まずは、感じることを許可してみよう。
そこにあるものが醜いものであっても。
それも自分なのだから仕方ない。
どんなに綺麗な包装紙で包んでも、
中身の自分を隠し切ることはできないことを
いずれ現実が教えてくれるだろうから、
いっそ降参しよう。
闇に光が潜んでいる。
蚊取り線香も、陰陽の法則を示してくれている
☯