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子ども叱るな…

「子ども叱るな来た道だ。年寄り笑うな行く道だ」ということわざがあるけれど、
高齢になった親の世話をしていて、こう思う。

「子ども叱るな行く道だ」が本当なのではないかと。

人はいつか必ず、誰かの助けを借りなければならないのに、
いや、いつだって誰かに助けられているのに。
自分が老いて、できない事が増えていくことや、
「子どもに迷惑をかけたくない」と願っていても、実際はお世話にならざるを得ない時が来ることを、
どこかで考えないようにしていると思う。

できなければ、「なんでできないの!」と言い、
助けを求めれば、「ひとりでやりなさい!」と言う。

自分に力がある時に、子どもに向けた言葉や行動は、
年老いてから、自分に返ってくる。







by tarakosun | 2018-11-18 22:04
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