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自分を貫くということ

自分の思いを貫くというのは、思った以上に難しい。

時に、その思い自体が揺るいだりするし、
貫くことがしんどくなって、やめたくなったりもする。

正義感が強いのに、意気地無しの私は、
いつだってブレブレで、
そのブレが、一番自分をしんどくさせてきた。

…でもどうだろう。

その思いを貫くことで、誰かを守れるとしたら…。

少しは強くなれるのではないだろうか。

ましてや、誰かがそばにいて、「あなたは間違っていない」と言ってくれたら、
もっともっと私は強くなれるのではないだろうか。


「自分のため」で終始する貫き方もあるだろう。

でも、一番大切なのは、その「動機」だと私は思う。

「意思の強さ」と「頑固」の違いが、ここで表われる。

勝ち負けにこだわると、問題の本質を見失うことになるし、
勝っても後味が良くない。

「正しい」を主張しているのに、満足も幸福感も得られないから。

しかし、例え動機が純粋であっても、
順調にいくとは限らないから、これもまた、やっかい。

まあ、順調にいくのも、
相手のいないサッカーで、ゴールを決めるようなものだから、
結局これも、満足も幸福感も得られないということになるのか。
皮肉な話だ。

それにしても、自分の思いを貫くということに、困難がつきまとうのはなぜなのか?

内面に問いかけたみた。

「自分の思いを信じなさい。そこを信じ切れていないから、揺れるのだ」

「そして、歴史を振り返ってごらん。
いつの時代も、何かを変化させようとする時には、どんな人も抵抗にあってきた。
大事なのは、屈しないことなのだよ」

…こんな答えが返ってきた。
by tarakosun | 2013-05-21 07:48
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